北海道 行政書士会 函館支部

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「たくまくん」

令和8年 新年のご挨拶支部長 嶋田 不二雄

 新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと存じます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございます。昨年5月9日に開催された第60回北海道行政書士会函館支部定時総会において、4期目の支部長就任を拝命し、重責を担ってから数えること早7年目となりました。その間、様々な困難に直面し、試行錯誤しながらも、何とか支部の運営をすることができたのは、役員各位、事務局、そして何と言っても会員の皆様お一人お一人のご協力とご理解があったからに他なりません。この場をお借りして厚く御礼申し上げる次第です。

 さて、「行政書士法の一部を改正する法律案」が、昨年の第217回国会(常会)に提出され、衆議院本会議(令和7年5月30日)及び参議院本会議(同年6月6日)においてそれぞれ可決し、成立いたしました。改正の柱は「使命・職責の明確化」「業務範囲の拡大」「無資格者排除の強化」の三つです。皆さまご承知の通り、行政書士法は議員立法であり、党派を問わず全会一致が原則です。そのためには会員個々人の思想信条を超えた、すべての政党に対するご理解とご協力を仰ぐためのロビー活動が非常に重要になります。今回の法改正が成就されたのも、各党の行政書士制度推進議員連盟並びに懇話会の国会議員の先生方を始め、多くの国会議員の先生方の絶大なるご尽力があったのは勿論のこと、その陰で日本行政書士政治連盟の役員の皆様の身を粉にした日々の活動があったことを末端の我々は忘れてはなりません。日政連のホームページからお言葉をお借りすれば、政治連盟は行政書士制度の充実発展のためにだけある存在であり、資格者としての地位向上を図り、その結果は、等しく個々の行政書士に降り注ぐものであります。これは政連に未加入の会員であってもその恩恵を享受するという意味です。従いまして引き続き政治連盟へのご加入のご協力をお願いする次第です。

 支部のお話に戻りますと、昨年4月には令和6年秋の叙勲で、旭日双光章を受賞された小林八重子先生(函館支部顧問)の祝賀会が、全国から沢山のご来賓をお招きして盛大に開催されました。私も発起人の一人として、あるいは函館支部役員の一人としてお手伝いさせていただきました。盛会のうちに幕を閉じて、心から良かったと思うと同時に、ひと安心もいたしました。5月からは新体制となり、新たに就任した副支部長と理事を加え、定時総会で承認された事業計画に沿った運営が粛々と進められています。3度の業務研修会と会員親睦のためのレクリエーションを終え、10月の広報月間では9つの班に分かれて、渡島檜山管内の関係各所を訪問させていただき、行政書士制度の周知に努めました。その一方で行政書士を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。政府が推し進めている脱ハンコ、デジタル化の促進は、書類作成を生業とする我々の仕事においては否応なしに向き合わざるを得ません。また、あらゆる場面でのAIの導入は今後は必須となるでしょう。人類よりも遥かに長い歴史を持ちながら約6600万年前に滅んだとされる恐竜ですが、諸説ある滅亡の原因の中で最も有力なのが、環境の変化に適応できなかったからだと言われています。行政書士も同じではないでしょうか。常にアンテナを張り巡らせ、情報に敏感であり、旧態依然とした状況に胡坐をかくことなく、努力を怠らなかった者だけが生き残ることができると私は確信しております。今年の干支は60年に一度の丙午(ひのえうま)です。江戸時代からの迷信によれば、特に女性差別の象徴のように使われているようですが、私はそうは思いません。むしろ、逆で燃え盛る太陽やダイナミックさ、溢れんばかりのエネルギーを表すものだと思っています。力いっぱい飛躍する一年にしようではありませんか。結びになりますが、会員の皆様、関係各位の皆様お一人お一人のご健勝、ご発展を心よりご祈念申し上げ、新年の挨拶といたしたく存じます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿日:2026年1月5日